当たり前のことだが,女にはある『アノ日』が男にはない。
アレになる度にすこぶる不機嫌になる女や,腹痛で青くなっている女を見ると,
つくづく自分が男でよかったと思わずにはいられねェ。
だが,男にだって男であるがゆえの悩みはある。
女にはわからない痛みが,男にはある。
…ホント迷惑極まりねー悩みがな。
しかも『ソレ』は突然やってくる。
全く予想もしない時に,突然。
殿方の事情
「あれっ土方さんじゃないですか」
久方ぶりのオフの日。
よく晴れた空の下,特に何をするでもなく川原で煙草をふかしていると,背後から
知った人間の声がした。
目線だけで振り返ると,がこちらにひょいひょいと降りてくるところ
だった。
「…お前か」
川原の草を踏むの足音は猫のように軽い。
『目明し』というこいつの職業柄か。
の歩く足取りはなにかといつも弾んでいる気がする。
「なーに堂々とサボってんですか。こんなところを一般人に見られたら『税金
ドロボー』って罵られますよ」
眉をV字に吊り上げ,腰に両手を当てては俺を見下ろしてくる。
仁王立ちしたの背後に広がる青空を,天人達の飛行船が横切っていくのが
見えた。
は,同心の下で働いている目明しの女だ。
町与力に属するこいつら目明しと,武装警察の俺達真選組は基本的には同じ任務
につくことはねーんだが。
仕事の内容によっては合同捜査をすることもあり,俺とこいつは顔見知りだった。
偉そうに胸を張っているを,俺はギロッと睨め上げた。
「うっせーな,今日はオフだ。制服着てねェだろうが」
「あっそ」
さもどうでもよさそうに短く返事をして(お前がふった話題だろーが)は
俺の隣に座った。
そう…あくまで『顔見知り』だ。お世辞にも友好的な関係じゃねェ。
地位は俺の方がかなり上のはずなんだがな。
こいつはちっとも敬意ってもんを見せやがらねェ。
お互いに我が強いからか,単に性格が合わねーからか,顔を合わせるたびに険悪な
ムードになる。
だが,総悟とは気が合うみてェだ。
楽しそうに談笑しているのを割とよく見かける。
「テメーこそ何やってんだよ…ンな格好で」
そう言いながら,俺はを爪先から頭まで見た。
今日のこいつはいつもの岡っ引き姿ではなかった。
最近若い娘の間で流行っているらしい(たしか寺門通や松平栗子嬢も着ていた)
かなり丈の短い着物をは着ていた。
瑠璃染・桜花模様の着物に,紅梅の帯,黒のハイソックス。
口を開きさえしなければ,そのへんを歩いている町娘となんら違いはねェ。
誰も今の彼女を見て目明しだとは思わねーだろう。
「わたしも今日は非番なんです。最近は下着泥棒だの放火魔だの多くて休む暇も
なかったんですよ」
「テメーも元々はコソ泥だろォがよ」
ひょいと肩をすくめてみせたに,俺は半眼でつっこんだ。
目明しのほとんどは,軽い罪を犯した者で構成されている。
も例外じゃねェ。
「あ~やだやだ。昔のことをいつまでもネチネチと。本当にしつこいったら。
これだからA型の男は嫌だわ」
「んだと?」
はあ~と溜息をついて,は大げさに首を左右に振った。
さも「やれやれまったく」とでもいうように。
なんでこんなにムカつく仕草ができるんだこの女は!
俺の額に青筋が浮かんだ。
が,はまったく怯まずに…むしろ目線を強めて俺を真直ぐに見てくる。
「そりゃあ一度犯した罪はどれだけ時間が経っても消えやしません。
でも目明しには目明しのプライドってもんがあります。
たとえ真選組の副長でも,バカにするのは許しませんよ」
「…フン」
俺は鼻を鳴らすと,から目をそらして新しく煙草に火をつけた。
…マジで気に食わねェ女だ。
凄まじくムカつく女のくせにいちいち正論を言いやがる。
煙草の煙を肺にまで深く満たし,ふーっと長く息をつく。
青灰色の波が風の中に解けていく。
しばらくの間,俺もも一言も言葉を発さなかった。
眼前で紺碧に波打つ川の流れを,見るともなしに見つめていた。
俺達の頭上をカラスが間延びした声で鳴きながら飛んで行く。
数メートル先にある赤い橋の上を,たくさんの人間が行き来していく。
「おい」
「なんですか」
ふと思いついて,俺はに話しかけた。
丈の短い着物を着ているというのに,こいつは膝を抱えるようにして座っている。
ちょっと間違うと…見えそうだ。
着慣れてねーから,そういうのがあまり分かってねェのかもな。
まァそれはともかく。
「いつまでそこにいるつもりだ」
「なんでそんなことあなたに言わなくちゃいけないんですか。ここはわたしの
お気に入りの場所です」
「目障りだ。さっさとどっか行け」
「休んでいる人の命令に従う義理はありません。ていうか,あなたの指図は受け
ません。むしろあなたの方がどっか行ってください。副流煙がうざったくて
仕方ないです」
「ブン殴られてーのか,テメェは」
「口で勝てないからって暴力で訴えるなんて最低ですね。本当に警官ですか?
犬のおまわりさんの方が100倍優しいですよ」
「ああ!?」
ほんっとに気持ちが良いくらいにムカつく女だな,こいつは!!!
俺が本気で掴みかかろうとしたその時,
「さ~ん」
間延びした声が川原に響いた。
声のした方を見上げると,川原に沿う歩道から,岡っ引き姿の少女が俺達の方に
手を振っていた。
「ハジ?」
おそらくの目明き仲間なんだろうが…
だが,ちょっと待て。
「どうしたの~?」
は座った姿勢のまま,上体を曲げてそちらを見た。
くり返すが,今日のこいつはかなり丈の短い着物を着ている。
その格好で膝を折って座っていて,さらに今は後ろを振り返るために両足を少し
斜めに倒している。
どっかで見たことのあるポーズだと思ったら,隊士達の間で回し読みされている
某雑誌のグラビア特集で,似たようなのを見た覚えがあることに気付く。
つまりは『そういうポーズ』だ。
『そっち系のポーズ』だ。
なにが言いたいのかというとだ…裾の隙間から見えている。
レース縁取りの水色が。
「…」
「え~?それならちゃんと提出したよ?」
『ハジ』という少女に向っては何事か言い返している。
いやちょっと待て,俺。
なんで目を外さねーんだよ。
こんな色気のねー女の下着くらいどーってことねェだろーが。
なのに…
「小銭方さんには訊いてみた?」
そもそも肌だけは一丁前に色白な女なのだが,腿の内側は殊更に真っ白で滑らか
そうだ。
ハイソックスの色が黒だからか,余計に白く見えやがる。
しかも足首とかふくらはぎは細いくせに,上腿は思いのほか肉付きが良い。
普段の格好じゃ気付かなかったがかなりの美脚だ。
そのうえ尻は安産型。
(…っっ!?)
「小銭方さんの文箱の中に入ってるはずだよ」
いやいやいやいやいや!!!
待て俺!マジで待てって!!!
なんで,どうして,こいつ相手に…!!
(なに『反応』してんだよ!?)
じわじわと熱を帯び始めた自分の分身に俺は叫んだ。
マズイ…この感じは。
マジで…その…キてやがる。
ぷるぷると震える手で,俺は煙草を携帯灰皿に押し当てた。
ジュッと未練たらしい音を立て,まだかなりの長さを残して煙草の火が消えた。
「絶対入ってるって!あの人,机に置いとくだけじゃうっかり捨てちゃうもん。
だから文箱に入れたよ」
やべェ…どーすんだよ。
制服じゃなかっただけ大分マシだが(あんなカッチリしたズボンじゃあな…
…くっきり見える)。
正座は却下(川原でそりゃねーだろ)。
胡坐なんてかいた日にゃエライ事になる(もう丸分かりだ)。
必然的に俺は妙な体育座りで前傾姿勢をとるしかなかった。
だがどうやって『位置』を変える?
着流しの隙間から手を突っ込んで直すか,上から押さえ込むかだが…
いつがこっちを振り返るかわかんねーのに下手なことはできねェ。
「文箱って言っても黒いやつじゃなくて,紺色の方だよ」
つーか…こいつはいつまでそんな姿勢でいるつもりだ!?
見えてんだよ!
アングル的にも「グラビアか!」ってつっこみたくなるくれーに!
しかも完全に見えているわけじゃなくて,いー感じにチラリと見えてて……
……って違う!
お前,仲間ならちゃんと近くまで行って目と目を合わせて話せってんだ!!
俺はいつもそうしているぞ!!!いや,してねーけど!!!!
川原には涼しい風が吹いているというのに,俺の頭にはじっとりと汗が浮かんだ。
「うん!もう一回探してみて~」
そもそも女の下着ごときで,こんなになっちまう年じゃねェだろーが俺は!
思春期か?
思春期ですかこんちくしょー…って,万事屋か!!
気を抜くと息が荒くなりそうになるのを,俺はなんとか気合で堪える。
話の終わったらしいが,ようやく元の姿勢に戻った。
戻ったのは良いんだが…それはそれでどーする俺!?
この不自然極まりない体勢。
何してんだって訊かれたら,何て答えりゃ良いんだ…。
「も~書類に無頓着な上司って困りますよ。いるものは捨てるし,いらないもの
は溜めるんだから」
「…おー」
は何か愚痴っているが,俺は適当に相槌を打つしかできねー。
ちょっとでも気を抜くと…マジで『出る』。
「でも土方さんは書類関連は几帳面そうですね。A型だし。字もきれいそう。
その点,土方さんの部下は幸せですね!」
無邪気な顔でが笑う。
…なあ。なんでこういう時に限って人を褒めるんだテメーは…!
こんな時こそムカつくこと言えよ!
萎えさせるようなこと言えよ!!
嫌がらせか?遠回しな嫌がらせなのか!?
イロイロな感情やら欲情やら欲望やらを堪えて俺は歯軋りをした。
「あれ?土方さん?どうしたんですか?」
ふと不思議そうにが首を横に曲げた。
どうやら俺の異変に気付いたらしい。
気付かれても全くおかしくない…おかしくはねーんだが。
どうとも答えられねーんだよ!
女のテメーには一生わかんねーよ!!
「…なにがだ」
「気分でも悪いんですか?」
「…っせえな」
「え。だってなんか辛そうだし。顔だって赤いし」
はきょとんとした表情で俺の顔を覗き込んで来る。
しかも何を思ったのか,
「…っ!」
俺の前髪を掻き分けて額にぴたりと掌を当ててきた。
ひんやりとした柔らかい手の感触に,俺の体がびくりと震えた。
いや体だけならまだしも…あ,危ねーだろーがァァァァ!!!!!
出ちまうだろうが!
出ても何も良いことねーぞ!!
俺にもお前にも一銭の得もねーぞ!!!
あるのは恥と後悔と気まずさだけだぞ!!!!
「うわっすごい脂汗!」
「バッ…!テメッ…触んじゃねー!!!」
「お腹が痛いんですか!?」
俺が前傾姿勢になっているのを見て『腹痛だ』と勘違いしたらしい。
せ,背中をさすり始めやがった。
しかもこいつ…!
思い切り前屈みになってこっちを覗き込んできやがるから…
その…ささやかながらも膨らんだ胸が…み,見える。
「……くっ!」
我慢し過ぎて本当に痛くなってきやがった…腹じゃなくてナニが。
じんじんと痺れるような痛みが『分身』に溜まる。
もうホントどーすんだよ,俺!!??
なんか泣きたくなってきた…。
「どうしよう…あの,立てますか?」
肩を貸して立ち上がらせようとしているのか,は俺の二の腕に
触れてきた。
…いい加減にしろ。いや,頼むからいい加減にしてくれ。
立ってんだよ。
別の意味で別のトコが立ってんだよ!!!
「…っ!テメッもう…!」
「なーに真っ昼間から女とイチャコラしてんだよ,土方コノヤロー」
突然何の前触れもなく聞き慣れた声が乱入して来て,俺ももそちらを
見上げた。
そこには,停車したパトカーの中から今にもバズーカを発射せんと構えるドS
王子の姿があった。
「…そ,総悟」
「沖田さん!」
最悪だ。
よりにもよってなんで通りかかるのがあの野郎なんだ。
近藤さんか山崎が通りがかってくれりゃァ…もしくは万事屋んとこのメガネ。
「あれ?なんだ嬢か」
どうやら俺に引っ付いている女が(つーか離れろ!)だとはわかって
いなかったらしい。
総悟は元から丸い目ん玉をさらに丸くしている。
「今日はえらく可愛らしい格好してんなァ。一瞬わからなかったぜィ。
そーいう女らしい格好も似合うねィ,嬢は」
「えっ…あっありがとうございます…」
なァに呑気に口説きモードに入ってんだよ,テメーはよォォォ!!
用がねーならさっさとどっか行けよ!パトロール中だろうが!!
普通の状態なら大声で怒鳴っているところだが,あいにく今は普通じゃねー…。
むしろ絶不調だ…いやある意味『絶好調』なのか?
いやいやいやいや…もうわかんね。考えんのやめてェ。
俺が現実逃避しかけたその時,がとんでもねーことを言い出した。
「あのっ沖田さん,ちょっとこっちに来て下さい!」
「…っ!?なんで呼ぶんだよ!!!」
何考えてんだよこの女は!殺すぞ!!
つーか犯すぞ!!!布団の上で泣かすぞ!!!!
「だ,だってわたしじゃ何もできないですし…運んでもらおうと思って」
「余計なことするんじゃねーよ!!」
「ん~?どうしたんでェ?」
俺がに叫んでいる間に,総悟はパトカーから降りてこっちにてくてく
歩いて来た。
…マズイ。
とんでもなくマズイ。
「土方さん,お腹が痛いみたいなんです。わたしじゃどうしようもなくて…」
「腹ァ?そりゃ毎日あんだけマヨネーズにまみれてりゃ腹の1つや2つブッ壊れ
まさァ。いっそ腹切っちまった方が楽なんじゃねーですかィ?」
「そ,そんな無茶な…」
マジで無茶苦茶ほざきやがって…。
でも情けねーけど俺にはもう為す術がねェ。
ここはもう神でも仏でも大魔王でも閻魔大王でもドS帝王でも構わねー。
助けてくれ……!
「大丈夫ですかィ?」
欠伸をしつつ(ちったあ心配しろよ!せめて隠して欠伸しろ!)総悟は俺の顔を
覗き込んできた。
「……」
「…土方さん?」
「……んだよ」
「………あ」
「…………」
「………なんでェ。そういうことですかィ」
やはり同じ男だからな。
総悟はすぐに今の俺の状態を理解したようだ。
訳知り顔で何度か頷くと,今度は興味深そうにの方を見た。
「ふーん…」
「?なんですか?」
いきなりじろじろ見られては困惑したように目を瞬かせた。
「いや,何があったのかと思いやしてねェ」
「え?え??あの…」
別に何でも良いだろうが。
ただの下着だよ!下着だけでこの始末だ,悪いかこんちきしょー!!!
つーか,わかったんならさっさとこの女をどっかに連れてけや。
こいつさえいなけりゃどーにかなるんだよ。
もしくは俺をパトカーまで連れて行け。
俺は切羽詰まった目で総悟を見た。
…が。
「…」
にたり。
「………!!!」
『楽しくてしょうがない』とでも言いたげな総悟の黒い笑顔を見て,俺の顔から
血の気が引いた。
汗は滝のように流れてんのに,血の気が引くなんておかしくね?
やばくね?コレやばくね?
「こりゃーあんまり無理して動かさねー方が良いでさァ」
「えっ?」
オイ。
「考えてもみなせェ。嬢だって腹痛の時にあまり動きたくねーでしょ?」
「そりゃそうですけど…でも…」
オイオイ。
「でもこのまま放置ってのも可哀想ですからねィ。嬢,腰をさすってやり
なせェ」
「……!?」
オイオイオイィィィィ!!!!
なに最高に最悪なことほざいてやがるんだ貴様ァァァ!!!!
それっ…一番やっちゃいけねーことだっつの!!
むしろ一番可哀想なことだっつの!!!
はおろおろしながら俺と総悟の顔をかわるがわるに見た。
「それだけじゃ治りませんよ…横になれるところに運んだ方が良いと思います。
パトカーで,」
「悪いんですけど今俺ァ急ぎの仕事中なんでさァ。超~至急の。マジで急ぎの。
超ド級で急ぎの。ずっとここにいるわけにゃいかねー。パトカーも貸せねェ」
「で,でも万が一悪い病気だったりしたらっ」
「あー大丈夫大丈夫。その可能性は絶対ェねーでさァ。100%あるワケねーよ。
万に一つどころか兆に一つもねーから」
「…そうなんですか?」
「そうでさァ。てなわけで嬢に任せやしたから」
「あ,待って…!」
「オイッ…!!!」
止めようとすると俺を置いて,総悟は踵を返してすたすたと川原を上って
いってしまった。
パトカーに乗る直前に一度だけ振り返って「頑張って下せェ」と言うと(何を
頑張れと言うのだ)軽快にエンジンを鳴らして走り去って行った。
取り残された俺達は,ただ呆然とその排気ガスを見送るしかなかった。
「…大丈夫ですか?」
「…」
パトカーも排気ガスも見えなくなると,は再び俺の方に体を向けてきた。
心配そうに眉を寄せて,俺の背中をゆっくりと撫でた。
そして総悟の言ったことを素直に信じたらしく,優しく俺の腰をさすり始めた。
(……っ)
その小さな掌を…
…俺は涙目になって甘んじて受け止めたのだった。
その後は散々だった。
『原因』が真横にいるせいで俺のナニはなかなかおさまってくれねーわ,
川原で遊び始めたガキ共に「ばかっぷるだー」とかなんとかおちょくられるわ,
それに対しがマジギレして「病人をからかわないの!」と怒鳴り出すわ,
なんとか屯所に帰ってみれば「副長は川原で日なたぼっきしていた」なんて噂が
流れているわ…
…本当に散々の休日だった。
なんだったんだ一体。厄日か?
しかも。
その日以降俺はなぜかのことが気になりだしてしまった。
合同捜査の時やたまたま街で出くわす時,なんかこうチラチラと目で追うように
なっちまって。
さらにそんな俺の変化を知ってか知らずか,総悟のヤローは前よりもに
話しかけるようになった。
…いや絶対ェ知っててやってるな,あいつは。
そのうえはで,まんざらでもない様子で笑ってヤローと会話して
やがるし。
なァ…俺,何か悪ィことしたか?
当たり前のことだが,『アノ日』なんてもんは男には無ェ。
アレになるたびに貧血で倒れる女や,頭痛で顔を歪めている女を見ると,
自分が男でよかったとしみじみ思う。
だが,男にだって男であるがゆえの悩みはある。
女にはわからない痛みが,男にはある。
しかもそれは一ヶ月に一回とは限らねェ。
いつ来るかもわからねェ。
いずれにしても,だ。
どうやら体ってーのは厄介な代物らしい。
男も女も,関係なしに。
…ホント厄介。
----------------------fin.
2008/11/04 up...
…土方さんはかっこいい男性です(笑)。
ちなみにいやらしいことを考えていなくても、たってしまう時もあるらしいです。
男性って大変ですね。