あなたは時々 『あたりまえのこと』に目を丸くした
あなたは時々 『あたりまえのこと』に首を傾げた
愛されて育ったならば 『あたりまえ』のこと
それを見るたびに
どうしようもなく悲しくなって
どうしても放ってはおけないと
勝手にそう思っていた
残照 <三>
10日ほど前に夏至を迎え,梅雨の湿気の中に夏の気配が感じられるようになってきた。
今日は数日ぶりに空がからりと晴れ上がって,日差しの中で紫陽花がきらきら咲き誇っている。
そんな輝かしい午後,窓を開け放った診療室で,わたしはせっせと雑用をこなしていた。
了順先生の机に積みあがった料紙の束を捨て,雑然と置いてある書簡を日付順に並べる。
棚に保管された薬の残量をチェックし,それをメモしていく。やるべきことはいくらでもあった。
――お~今日は梅雨の晴れ間だね。ちょっと散歩に行って来るよ。
行きつけの茶屋に新しい菓子が登場したそうなんだ。
土産に買って帰るから留守よろしく――
うきうきと笑って,わたしの師は数分前に出て行ってしまった。
(お気楽な人なんだから…本当にもう)
わたしは了順先生の笑顔を思い出して苦笑した。
昔から子どものような人だったけれど,相変わらずだ。
(父上もよく『了順,お前もいい加減大人になれ』って溜息をついていたっけ…)
父上は真面目というか常識人というか…いわゆる堅物な人だったから。
(そういえば…ちょっと似てるかも?)
ふとわたしはある人のことを思い浮かべた。その時,
「失礼します」
「…!伊東さん」
まさにその『ある人』が診察室に入って来たので,わたしは少しびっくりした。
自分の心の声が聞こえたのではないか,なんて馬鹿な考えが浮かんでしまう。
でも幸いにも伊東さんはわたしの狼狽に気付かず,きょろきょろと室内を見回した。
「松本先生はご不在かい?」
「あ。今ちょっとお散歩に行ってらっしゃいます。あと30分くらいでお戻りになられますよ」
そうわたしは答えたのだけれど,了順先生は『行きつけの茶屋』に行くと必ず遅くなるという
ことをはたと思い出して,
「…もしかしたら1時間くらいかかるかもしれません」
もごもごと言い直した。すると伊東さんの表情が俄かに曇った。いや『曇った』というよりも
むしろ『戸惑った』という感じだ…もしくは『躊躇っている』というか。
いずれにしろ冷静沈着ないつもの伊東さんらしからぬ表情だ。
「そうか…」
「何のご用ですか?」
もしかするとわたしでも対応できることかもしれない。
なにやら考え込んでいる伊東さんに,わたしは医師の卵らしく姿勢を正して尋ねた。でも,
「ああ…君,傷に塗る薬をもらえるかな?」
思いの外簡単な用事で拍子抜けしてしまった。
傷薬をもらうだけのために,伊東さんはさっき躊躇ったのだろうか…そうは思えないんだけど。
やっぱり疑問が残る。けれどもとりあえずわたしは彼に向って頷いた。
「はい,もちろん。…どこにお怪我を?」
「…」
「伊東さん?」
医師ならば当たり前ともいえるわたしの質問に,伊東さんはなぜか黙った。
眼鏡の奥の目が,ほんの少しだけれど泳いでいる――なんだか『らしくない』。
わたしは不思議に思って伊東さんをじっと見つめた。
「どなたが怪我を?」
見たところ伊東さんが怪我をしている様子はない。だから誰か他の人が怪我をしたのだと思って
そう訊いた。しかし,
「…いや」
伊東さんはなんとも歯切れ悪く否定した…ますますおかしい。
どんな時も堂々と隊士達の前で自分の主義主張を述べ,議論を戦わせている彼らしくない。
「?怪我の具合を見た上でお薬を出したいんですけど」
「まあ…その…」
珍しくも煮えきらない彼の態度に,わたしはいよいよもって心配になった。
余程のっぴきならない事情があるのではないかと思った。
「ご本人が来ていただくのが1番なんですけど?」
「いやそういうわけには…」
(本人が…来られない?)
頭の中でその言葉を呟いてみて,ハッとした。
「まっまさか動けない程のお怪我を!?」
「…え?」
「大変!!どこにいるんですか!?」
手にしていた薬品帳面を放り出して,わたしは伊東さんに詰め寄った。
伊東さんは一瞬仰け反るように身を引いて,半歩ほど後ろにさがった。
そんなつもりは毛頭なかったけれど,図らずも驚かせてしまったらしい。
「…!…西側の庭なんだが」
でもわたしにその反応を気にしている暇はない。動けない程の怪我だなんて,1分1秒を争う
事態なのだ。こうしている間にも命の危険が迫っているかもしれない。
「西の庭ですね!!!」
わたしは力強く繰り返し,踵を返して診察室の奥――医務室へと向った。
さっと着物の袂をたすき掛けして,了順先生に書き置きして,常備している救急鞄を引っ掴んで,
「…!」
「急ぎましょう!!」
もう本当に何の躊躇もなく伊東さんの手を握って,わたしは診療室をとび出した。
後ろでなにか「待っ…君!」と抗議めいた声が聞こえた気がしたけれど,とりあえず無視。
すれ違う隊士の方々が,目を剥いてわたし達を振り返るけれど,それも無視。
わたしは旋風になった勢いで走りに走った。
『医者は知力よりも体力が必要』って了順先生はよく言うけれど,まったくもってそのとおり。
全速力で疾駆して,そして――西の庭に着いた。
「っ…どこですか!?」
それはもうかなりのスピードで走ったから息が切れたけれど,わたしはそのままの勢いで周囲を
見回した。ぱっと見,庭には誰の姿も形も見えない。一体どこに倒れているのだろう。
わたしが庭の隅々まで視線を飛ばしていると,伊東さんは気まずそうに咳払いをした。
「………そこに」
「どこに!?…………え?」
彼が指差す方向へぐるんっと頭を向けて――わたしは硬直した,というより呆然とした。
われ知らず目をぱちぱちと瞬かせたその先には,
ニャーー……
悲しげな声でぴーぴー泣いている(いやニャーニャー鳴いている)縞模様の仔猫がいた。
「猫…ですか」
「…」
わたしの呟きに伊東さんは無言で肯定した。
…隊士の誰かが大怪我をして動けない,というわけではなく。
怪我をしているのは仔猫で,助けたいけれど猫を診療室につれていくわけにもいかなかった,と。
つまりそういうこと?
重傷者がいなくて安心したけれど,『仔猫を助けるために伊東さんが薬をもらいに来た』という
事実がなんというか…衝撃というか。びっくりというか。どう反応すればいいのかわからない。
数十秒の間,わたしはなんとも言えずにぽかんと突っ立っていた。
銀色の風の中で,庭の紫陽花がつやつやと輝く。可愛くも弱々しい仔猫の鳴き声が一面に響く。
「……君」
「はい?」
「……手が」
「え?」
ふいに伊東さんが警告するような声音を発したので,わたしは自分の手を見た。
わたしのそれは,伊東さんの手をまだ握り締めたままだった。
「あっごめんなさい!」
慌ててぱっと手を放すと,伊東さんも「いや…」と小声で言いながら手を引っ込めた。
息苦しいような,気まずいような,少しだけ甘いような――そういう張り詰めてとろける空気が
わたし達の間に流れた。その雰囲気の中で俯く彼を見ていると,なにかひどく悪いことをして
しまった気がした。気恥ずかしさを取り払うため,わたしはわざと大きめの声を出した。
「じゃ,じゃあ手当てしますね!!」
「…ああ」
伊東さんはなんともいえない複雑な表情で頷いた。少し薄らいだ甘酸っぱい空気の中,わたしは
紫陽花の下で伏せている仔猫に近づきながら尋ねた。
「どこが悪いんですか?」
「足を引き摺っているんだ」
「足を?」
まさか足の骨を折っているのだろうか。
人間の骨折なら診たことはあるが,あいにく猫のは初めてだ。
わたしはしゃがみこんで,仔猫の身体にそっと触れる。ふわふわの毛並みが温かくて気持ち良い。
仔猫はわたしが触っても,特に嫌そうな素振りは見せない。でもわたしがその右前足に触れると,
激怒したような太い鳴き声を出した。
そこ以外は触っても反応が普通なため,大きな異常があるのは右の前足だけのようだ。
わたしは右前足をよく観察した…すると,
「あ。棘が刺さってる」
猫の肉球はてっきりピンク色だと思っていたけれど,意外にも茶色だった。縞模様の毛の中に
小豆がぽちぽち並んでいるみたいで可愛い。その肉球に植物の棘らしきものが,数本突き刺さっ
ていた。わたしの言葉に,伊東さんも仔猫の足をのぞきこんだ。
「とげ?」
「はい…ホラ」
わたしは前足の裏を指差して,その他の部位を触診した。仔猫は「に゛ゃっ」と叫び声をあげて
じたばた暴れるけれど,そこはそれ。診察を嫌がる子供と全く同じだ。さっさと押さえつける。
「骨は…特に異常はなさそうです。たぶん足の裏に棘が刺さっているから,びっこをひくような
歩き方しかできなかったんでしょう」
「…そうか」
伊東さんは心底安心したように深く息をついた。その様子をわたしがじっと見ていると,彼は
ごまかすように咳をした。
(…ごまかさなくても良いのに)
わたしは内心こっそり笑った。
救護鞄の中から棘抜きを取り出して,仔猫を抱えて伊東さんに「押さえていて下さい」と手渡す。
伊東さんは幾分か緊張した面持ちで仔猫を抱えて,その足を掴んだ。仔猫は当然ぎーぎーと文句を
言い,それに対して彼は心を痛めたらしく眉を寄せた。
(伊東さんって意外と…かわいい人)
『仔猫に罵られ落ち込む真選組参謀』を前に,わたしは顔がにやけるのを堪えるのに必死だった。
彼のプライドを傷つけてはいけない…うん。
わたしはそんな(ろくでもない)ことを考えながら,刺抜きを仔猫の肉球へと向けた。
「あー痛いよね,痛いよね。ちょっと我慢してね…ちょっと,ちょっとの我慢だよー…はい取れた」
じたばたと暴れる仔猫をあやしつつ,1本ずつ棘を取っていく。結構深く突き刺さっているものも
あって,抜く瞬間シャッと爪を出してくるので割とひやひやした。仔猫は「何すんのよー!」と
わたしを睨みながらフーフーと威嚇してくる。うーん…やっぱりわたしは人間相手の診察の方が
良いな。なんだかんだで感謝されるし。
そんなこんなで棘を全て取り終えて,今度は消毒の段階に入った。
「染みるけどもう1回だけ我慢ね。これ塗ると治るのとっても早くなるからねー…良いコ良いコ」
薬を染み込ませた脱脂綿をちょんちょんと付けると,当たり前だけど沁みるようで,仔猫は身体を
ぐねぐねとよじって逃げようとする。伊東さんは表情にあまり出さないけれど,必死になって
仔猫を押さえている。でもわずかに寄せられた眉間の皺が,「こんなに嫌がっているんだし無理
強いは正直したくない」という彼の心境を,ひしひしと語っている。
(もし伊東さんに娘さんができたら…絶対甘やかしそうだなあ)
なんというか,きっと娘を叱れないと思う。そういえば父上もわたしにはすごく甘かった。
それで母上に「あなたが甘やかすからはこんなにお転婆になったのよ!」って怒られていた。
遠い日のことを思い出しながら,わたしは少しだけ笑った。
「はい,できあがり!よく我慢できたねー!」
治療が終わって,わたしは仔猫の頭をくしゃくしゃと撫でた。仔猫は「痛いことをする人」として
わたしを認識したのかもしれない。撫でられながらも不満そうな顔をしている。まるで注射を
打たれた後の子供のような表情だ。わたしはくすりと笑って,伊東さんに声をかけた。
「終わりましたよ」
「…」
「伊東さん?どうかしましたか?」
「あ…ああ」
なぜか伊東さんはぼおっとしていた。彼は仔猫の足を掴む手を緩め,自然に抱きかかえる形に
持ち変えた。仔猫は伊東さんのこともちょっと恨んでいるらしく,じろりと上目遣いで睨んだ。
伊東さんは少し考え込むように顎に手を当てている。そして,
「君は猫に話しかける時いつもあんな喋り方をするのかい?」
「『あんな喋り方』って…どんな喋り方してましたっけ?」
思いもしなかったことを訊かれて,わたしは問い返した。
そんな特別な喋り方をしていなかったと思うけれど…。
伊東さんは言葉を探すように目をさまよわせ,
「なにかこう…甘いというか,少しくどい喋り方だった」
「ああ!そうですね。あまり意識したことなかったですけど。お母さんが小さい子に話す時の
喋り方みたいに,ついついなっちゃいますね」
たしかに…冷静になってみるとあの話し方は普通にはできない。というか恥ずかしい。
でも子供に対するのと同じで,自分よりも小さな動物に対しては,皆多かれ少なかれそんな口調
になってしまうものじゃないだろうか。それほど特別なことじゃないと思う。でも伊東さんは
不思議そうに目を丸くした。
「…母親が,小さな子どもに?」
「?そういう喋り方するでしょう?」
「……そうなのか」
「…え?」
「いや…いいんだ」
囁きの切れ端のような小声が,伊東さんの薄い唇から漏れた。
屈みこんでいるわたし達の頭上で,紫陽花が風に移ろい揺れている。土に落ちたその花影も,
やはりゆらゆらと動く。青葉の上を,小さなカタツムリがゆっくり這っていくのが目に入る。
(…伊東さん?)
彼はぼんやりした眼差しで腕の中の仔猫を見下ろしている。仔猫は次第に落ち着きを取り戻し始め
たようで,甘えるように伊東さんの手に頭を擦り付けた。伊東さんは顔を上げてわたしを見た。
「手当てしてくれてありがとう」
「いーえ」
彼の表情をいささか疑問に思いながらも,わたしは笑って首を振った。ごろごろと喉を鳴らし
始めた仔猫に,伊東さんは穏やかな微笑を浮かべた。
「こういう優しい顔もするんだな」って。その微笑を近くで見れたことを嬉しく思う。
仔猫の喉を撫でながら,伊東さんは再び口を開いた。
「なぜ猫の目は明暗でこんなにも形が変わるのだろう?他の動物はここまで変わらないのに」
「ああ。猫は光と闇の神様から宝石を盗んだからでしょう」
「なんだい,それは?」
「え?なにって…」
聞き返されたことに,わたしは戸惑った。
『光と闇の神様から宝石を盗んだ猫』の話――これは誰もが知っているお伽話だ。
幼い頃に寝物語なんかで母親から聞かされる,そういういくつもの昔話の1つ。
わたしも小さい頃に母上から教えてもらったし,「あの話をして」と何度もせがんだものだ。
それに,わたし自身も診療所で子どもたちに話して聞かせたことがあった。
「…?」
わたしが動揺している意味がわからないらしく,伊東さんは「ん?」と首を傾けている。
そこで1つの可能性がわたしの頭に浮かび上がった。
(…母君から,教えてもらえなかった?)
――誰にも話してもらえなかった?
溜息のような風の中,紫陽花が物憂げに傾いた。その藍色の残像が目の上で頼りなげに揺れる。
いつの間にかカタツムリは何処かへ姿を消してしまっていた。
わたしの中に,彼を慈しむ気持ちが自然と浮上してきた。
「よくあるお伽話ですよ。昔々あるところに頭のいい猫がいて――」
穏やかな口調でわたしは話し始めた。それこそ幼子に物語るように。
こんな風に昔話や逸話を誰かに伝える時,心安らかになるのはどうしてなのだろう。
自分の話ではなく,相手の話でもない…知らない誰かの,遠い日の,遠い場所で起こった物語。
もしかすると,自分の手が届かないものについて語る時,人は優しくなれるのかもしれない。
わたしが言葉を紡いでいる間,伊東さんはずっと黙って話に聞き入っていた。
水面を撫でるような風が吹いて,仔猫の耳がぴくんと動いた。
「――それで,猫は光のさす場所と闇に包まれる場所とでは全く違う形の目になったんですよ」
「へえ。興味深い伝説だね」
話し終えると,伊東さんは感心したように2・3度頷いた。それは物語を聞いた後の子どもと
同じような仕草だったから,わたしは優しい気持ちになって笑いかけた。
「ふふ…こういう口承文芸って奥深いですよね」
「そうだね」
伊東さんが再び頷くと,腕の中にいる仔猫は彼の顎に前足を伸ばしてじゃれついた。
随分と人間に懐いている…というより,伊東さんにすごく懐いている。
「このコ,野良猫ですか?」
「たぶんそうだろう。首輪も無いし。よくここへ来るみたいだ」
「へえ…それで伊東さんはよくこのコの世話をしているんですか?」
「……」
途端に口を閉じてしまった伊東さんを見て,我知らず意地悪な笑みが顔に浮かんだ。
「ふーん…」
「……どうして笑うんだ?」
「いーえ別に」
しかめ面でしきりに咳払いをする伊東さんは,やっぱりなんだか可愛い。
わたしよりも年上の男の人なのに。
隊士の皆さんの前でもこういうところを見せたなら,きっともっと伊東さんは好かれるんじゃ
ないかな…って。頭の隅でそう思った。
人間は『欠点のない完璧な人』よりも『不完全なところもある人』に親しみを感じるものだから。
わたしはそんなことを考えながら,手を伸ばして仔猫に触れようとした。でも仔猫はすっかり
わたしのことを嫌いになってしまったようで「フンッ」とそっぽを向いた…なんか結構悲しい。
「嫌われちゃいましたね,わたし」
「あー…でも元々人懐こい猫だから。その内きっと懐くよ」
「とかなんとか言って,伊東さん。このコが自分に1番懐いてくれてるのが嬉しくて仕方ない
んじゃないですか?」
「なっなにを…!」
「冗談ですよ,冗談」
軽い調子で言うと,伊東さんは顔を真っ赤にして歯噛みした。
いつもの涼しげな彼とは正反対の表情に,悪いとは思いながらもますますにやけてしまう。
必死にポーカーフェイスに戻そうとしているみたいだけど,頬の赤みはなかなか容易にとれる
ものじゃなくて。仔猫は仔猫で伊東さんにゴロゴロと喉を鳴らして甘えているし。
微笑ましいことこの上なくて。
わたしはとうとう我慢できなくなって,口に手をあてて噴出した。
あなたは時々 『あたりまえのこと』に目を丸くした
あなたは時々 『あたりまえのこと』に首を傾げた
あなたは時々 『あたりまえのこと』を恥ずかしがった
それはとても 悲しいことだったけれど
でもあなたが目を丸くしたり 首を傾げたり 恥ずかしがったり
そういう瞬間に いっぱい立ち会えたこと
わたしは すごく 嬉しかったのに。
2008/11/25 up...